「寒い!!」から始まった浴室改修工事
岸建築の 岸です 今回は浴室の改修工事をしました。 「我が家のお風呂が寒いんだけど」と相談がきました。 お話を聞いていましたら、浴室だけでなく洗面脱衣室も非常に寒いとの事でした。 そこで今回は洗面脱衣室と浴室を全面改修することになりました。 巷で話題のヒートショックが起きやすい典型的な状況でしたので、次の事を実施しました。 1・断熱工事を綿密に行う 2・洗面脱衣室の内装は湿気対策と保温性を考慮して無垢材とする 3・もちろんバリアフリー化は当然の事とする。 内装の壁材はスプルース材で厚さ30mmの板材を使用しました。 また、天井は杉材・床は檜材と無垢材で仕上げました。 開口部はガラスが一枚ですので、当然の様に熱交換が行われる要因です。 写真ではわかりませんが、既存の枠を利用しガラスを2重(アルゴンガス封入)に交換し、内窓も設置しました。 内窓も部屋の性質上、万が一ガラスが飛散しないように、ポリカーボネート製の板にして安全性を向上しました。 浴室はTOTOのシステムバスを採用。もちろん断熱仕様です。 バリアフリーと浴室内で起きては困りますが救出を考えて、出入口は引き戸を採用しました。 最後に工事後の冬にお話を伺ったところ、「寒くなく快適です」と笑顔で話されていました。多くは語られませんでしたが、笑顔が全てを語られていました。 大工冥利に尽きる一時でした。 生活の中の些細な事でも、お気軽にご相談下さい。意外と簡単に解決できるかもです。 では、またー