2020年3月22日
In
現場からこんにちは
「寒い!!」から始まった浴室改修工事
岸建築の 岸です
今回は浴室の改修工事をしました。
「我が家のお風呂が寒いんだけど」と相談がきました。
お話を聞いていましたら、浴室だけでなく洗面脱衣室も非常に寒いとの事でした。
そこで今回は洗面脱衣室と浴室を全面改修することになりました。
巷で話題のヒートショックが起きやすい典型的な状況でしたので、次の事を実施しました。
1・断熱工事を綿密に行う
2・洗面脱衣室の内装は湿気対策と保温性を考慮して無垢材とする
3・もちろんバリアフリー化は当然の事とする。
内装の壁材はスプルース材で厚さ30mmの板材を使用しました。
また、天井は杉材・床は檜材と無垢材で仕上げました。
開口部はガラスが一枚ですので、当然の様に熱交換が行われる要因です。
写真ではわかりませんが、既存の枠を利用しガラスを2重(アルゴンガス封入)に交換し、内窓も設置しました。
内窓も部屋の性質上、万が一ガラスが飛散しないように、ポリカーボネート製の板にして安全性を向上しました。
浴室はTOTOのシステムバスを採用。もちろん断熱仕様です。
バリアフリーと浴室内で起きては困りますが救出を考えて、出入口は引き戸を採用しました。
最後に工事後の冬にお話を伺ったところ、「寒くなく快適です」と笑顔で話されていました。多くは語られませんでしたが、笑顔が全てを語られていました。
大工冥利に尽きる一時でした。
生活の中の些細な事でも、お気軽にご相談下さい。意外と簡単に解決できるかもです。
では、またー