3本引き玄関引戸は木製で作製しました。 網戸も引戸で作りました。 準防火地域のため、外側にシャッターを設置しています。 ガラス戸で明るく、採光通風の役割も果たしています。
お施主様のイメージを再現したデザインの階段です。 複雑な形状のため、作業場で組み立ててから現場に設置しました。 手すりには間接照明がついています。
外壁は自然塗料(ウッドロングエコ)を塗装した秋田杉の横張り。 外壁の仕上げを決めた理由は、「外壁のメンテナンスをしないで済むものにしたい」というお施主様の御意向でした。 自然塗料で無垢材を保護し、木材の自然な経年変化を楽しむ仕上げとなっています。
ダイライトの上に遮熱透湿防風シートを施工しました。(屋根下地にも施工しています) 夏の熱線を反射し室内の気温の上昇を抑える効果があります。 施工中でも、このシートを張ると室内の温度に変化がありました。 昨今の夏の暑さ対策に必要だと考えています。
外壁は無垢材張りです。 無垢材張りを準防火地域に建築可能にするため、無垢材の下に準不燃材(ダイライト)を施工しました。
耐震工法であるTIP構法の施工です。 三角形のガセットプレートで土台・柱・梁を固定し、杉板(無垢材)で斜め45度に張り上げます。 全体が筋かいのように効くので、耐震性に大変優れています。 TIP構法が張りあがると屋根で作業していた職人さんが「建物のゆれが全然違う!」と言っていました。 TIP構法の仕組み動画
軸組み工事では耐震に必要な筋かいや火打ち梁・金物を柱・梁に取り付けます。 この工程と並行して、屋根工事を進めます。