デッドスペースの活用
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デッドスペースの活用

デッドスペースの活用

こんにちは 現場の きし です。

今回は デッドスペースの活用です。

廊下の端が中途半端は物置状態になっていて、他の場所で整理が付かない物が有ったので物入を作って整理整頓をすることになりました。

この丁番ですが、カブセ丁番言われる収納に使われている一般的な丁番ですが、ちょっと配慮しました。

通常は110度までしか開かないものが一般的ですが、ここは左右にも開放されているので、170度まで開く様にしました。

これで開けっ放しでも扉が邪魔になりません。

これから製作される方は些細な事ですが検討して下さい。

それから取手も一工夫しました。

 

実はこの取手は、微細な穴が開いていて、中の空気が換気出来るようになっているのです。完璧な換気は期待出来ませんが、中の空気流れが促進されて籠るのを防げると思います。

物入を作るときは、細部まで配慮することで中の物に優しくなると思います。

では また

 

神奈川県茅ケ崎市出身。大学で建築学を専攻し卒業後、家業である岸建築に入る。お客様に木の良さを感じてもらえる為に、手刻みでの作業や仕入れ素材の目利きによって良質な木材の調達に、手間を惜しまない。地元茅ヶ崎と木材をこよなく愛する老舗工務店3代目のこだわり大工職人。

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