ご夫婦・子供３人・お母様の２世帯住宅。お母様の居住スペースは完全分離していますが、家族で生活感を共有できる様に配慮し設計しています。名士の家の象徴だった銘木をふんだんに使い、木の温かみを身近に感じられる仕様も特徴です。居間では薪ストーブによる炎のゆらぎ、勾配天井による解放感を感じながら家族団らんを楽しめるように。ヒートショック対策としてホコリの舞い上がりを防いだ床上排気の第一種換気を採用しています。
本好きなご主人の為に、オリジナル本棚を造り付けでスッキリ収納を実現。和室は建具で仕切れば個室となり開けばリビングダイニングとつながり、開放的に。造り付け家具と建具はシナ材で統一し、また床材は３㎝の厚みが有り、足裏から木の温もりを感じられる仕様にしています。２階は各部屋とも勾配天井でゆったり広がりを感じられるように。
シニア世代ご夫婦のライフスタイルを考えて、居間を中心とした平屋建て。天井には、昔ながらの伝統技術を必要とする船底天井を採用。キッチンは家中が見渡せる様に対面式。お花のお世話が好きなご夫婦なので、庭に面した各窓からは自由に出入りを可能に。内装は無垢の木材と漆喰を使用し室内空間を爽やかな状態にしています。屋根には、耐震性・メンテナンス・遮音や温熱環境を考慮して瓦を使用。